「おい、うるさいぞ。そこ」


「すいません。
今にも刺してきそうな蚊がいたもので」


輝は下を向いて″ほ″をおさえている


「もう少し静かにしろ」


「はい、すいませんでした」


前を見て授業を再開する先生


「………ひどい」


「当然のむくいだから」


結局、その日は全ての授業
輝に教科書を見せることになった


もちろん、セクハラを受けながら……