6.真実 それが一年前の話。 私は優星の事がいつまでも心残りで 今でも新しい恋なんて出来ない。 「ふぅ…」 私は部屋で全ての事を思い返した。 「優星…」 私はいつの間にか涙をボロボロ流していた。 ブーッブーッ ケータイのバイブが鳴った。 ディスプレイには"ゆーま"の文字。