心の中のキミ



私は急いで優星を探す。

私のことを運転手がおいこす。


運転手が線路の一角に集まって、何かをかかえあげた。


運転手達の隙間から赤くて細い棒のようなものが見えた。




腕だ。あの真っ赤に染まった服から細くてスラッとした手が見えた。


あのキレイな爪と指は…