天才少女

「藤花…藤花…」


宗次郎が揺さぶってきたことで目を覚ました

寝てないよ!?

ただ、意識を飛んでただけで!


「何?宗次郎?」


「あっ…あのさ…藤花が日本国鬼壊滅隊の隊長についた経緯はわかったよ…そして、日本国鬼壊滅隊が国民を守るためにある組織ってのも理解した…けどあんまり無理はしないでね」


…海里から話をきいてこんな非現実をもう理解したのか


確かに私自身、大分無理をしてるという自覚はある

レイが倒れた日からかなりの無理無茶をしてきた