今日1日の授業を振り返りながら日誌を書き進めていき、あとは感想を書いて終わる……というところで、前の席のイスに相田くんが座った。 あ……窓閉め、終わったんだ。 相田くん、帰らないのかな……? 「あ、相田くん」 「ん?」 「あの、帰らないの?日誌なら、あたしもうすぐ書き終わるし、提出しておくよ?」 「んー……」 そう言ってみたものの、相田くんはそう曖昧に返事をするだけではぐらかされてしまった。 あ、あれ……。 どうして相田くんは帰らないのだろうか。 帰っても、だいじょうぶなのに……。