ああ、それが恋なのか

俺はそっと花町の肩から手を離した

俺が今できることってなんだ…?

部活のときいつも、花町は気を使っていた

上手い分、皆の反感を買わないように
言葉を選んでいた

俺にも、タメ語を使いつつも踏みこんで嫌味を言い返すことはしなかった