「あたし手伝うよ。」

「あっうん。お願い。」

翔太はリビングでテレビを見ている。

「あれっ??醤油何処だろ??」

結花璃が醤油を探してた。
「此処だよ。醤油とかの液体調味料は此処なんだ。」
「へぇ。よく知ってるんだ。もしかして茜って…。」
「なに???」

【ボソッ】

結花璃が耳に囁いてきた。
「翔ちゃんの婚約者???」
「えっ!!そっ…ぇ…っと…」

「そうなんでしょ。」
   ・・・
「そうだったよ。」

「過去形なんですか???」
「うん。別れちゃったから。」

「そうなんですか…」