「じゃあおやすみ。」 「なぁ。」 あたしは翔太に引き留められた。 「ん???どぉしたの??」 その瞬間―… 「しょう…」 唇が重なった。 「じゃあ。おやすみ。」 そう言って翔太は走って行った。 翔太はあたしにキスをした!? なんで??? まだあたしの唇は翔太の温度が残ってる。 「っつ…。」 あたしは泣いた。 泣いたまま家に入った。