「ん??どぉしたの??蓮さん??」

「でも…好きな子はいるな。」

「そ…うなんだ。」

なんだろう。このモヤモヤ感。

「その子はとても可愛いんだ。で柳雅学園高等部なんだ。」

うちの高等部…だ。

「三年生で最近元気ないんだ。まぁその子と出会ったのはめっちゃ最近なんやけどね……」

最近………会って、三年生……ぁたし?!

何故かあたしは赤くなっていた。

「……っつ…ごめん。」

何故か謝ってしまった。

「茜って鈍い???」

「へ???分かんない。」

「鈍いよね。」

「ごめん。」

「正直にもう言うわ。好きです。」

「へ???」

「茜が好きです。」

「………」

「返事は???」

翔太が好きだけど……

前に進まなきゃ!!!!

「……あのさ…茜別に栗城君を忘れなくてもいい、付き合ってください。」

「あのさ……」