あたしは一気にテンションが落ちた。
翔太の事だから絶対にモテるし…
当然、告白とかも…
しかも遠恋やし…
もし…
「茜、別れよう。もう好きじゃなくなった。」
なんて、いわれたら…
どうしょう…
「おい。茜。」
「ふぇ?」
「なんで、泣いとん?」
「泣いてなんか…」
ぽろぽろと涙が落ちて行った。
「どうしたん?」
「なんもない!!」
あたしはキッチンに行って、ご飯の準備をした。
「なぁやっぱり、話せよ。気になる。」
翔太が対面式のキッチンから話してきた。
「だから…なんも無いって!!」
翔太に心配かけたないし…
黙っとこう…
それはそうと…

