「南坂なんて???」 翔太が喋った。 「何も無いよー。」 「なら良いや。行くぞ。」 「うん!!」 「忘れ物無いか??」 「無いよ!!」 そう言ってあたし達は部屋を出た。 「翔太怒ってる??」 「怒ってへんて、」 怒ってるし… 何かあたし悪い事したかなぁ?? 「怒ってへんって。」 翔太が頭を撫でた。 「翔太おかしいよ??」 いつもそんな事しない。 「いつもの俺やけど??」 「そか………」