1時間後―… 「こんなんじゃしょうがないな…」 池原さんが一言呟いた。 あれから翔太は一言も喋ってない… 「じゃあね。茜さん♪」 そう言いながら手を差しのべた。 握手か!? でも翔太の前だしね… 「じ…じゃああたしたち行くんで…さようなら…池原さん…」 【グイッ】 「!?」 あたしは池原さんに手を引っ張られた。 【チュ…】 あたしのほっぺたに池原さんの唇が当たった。 「じゃあね♪茜ちゃん♪」 そう言って池原さんは去っていった。