「コレ…」 そこにあったのは、 ブレスレットだった。 何故かペアだった。 「なんで??」 箱をよく見ると、 〈翔太へ〉 そう書かれた手紙があった。 「翔太。コレ…」 「俺に!?」 「そ。」 あたしは手紙にもうひとつ便箋が入っていた。 〈 俺は、今日、 アメリカに 行きます。 あとブレスレット は翔太と二人で 使って?? 俺だと思って、 俺がしたことは 許されないこと、 だけどいつか茜に 笑顔で話せるように 俺は願う。 またいつか会おう!〉 「蓮っ…」