「ねぇ…翔太…結花璃にあたしの夢言ったって本当??」 「あぁ…」 「あのね…あたし…」 「イタリアにはいけない。だろ??」 「あ…ぁ…ぅん…」 「たった一年じゃん、ね??」 翔太はこっちを見て言った。 「でも…」 「実はな…留学…早まったんだ。」 翔太はあたしの言葉を遮るようにして言った。