「じゃ…あたしたち一応デート中なんで(笑)」

そう言って皆は出ていった。

「……」

翔太は黙りっきり…

「翔太っ♪」

「頭痛いっ…」

今時間は5時過ぎ。

まさか…

麻酔が切れた!?

翔太はベッドに転がった。            「だっ…大丈夫!?」

「あ…っつ…おぉ…」

翔太…苦しそう…

「何したらっ…」

あたしはかなり動揺してた。

【パシッ】

「あっ…」

翔太はなんとか頭痛が治まったのか座って言った。

「こんな…風に…手…を繋いで…く…れて…たら…いい…から…」