「見えない??」

翔太はこっちをじーっと見ている。

「見える??」

「見える!!はっきり!!」

「本当!!??」

「あぁ。」

「良かったぁ…」

あたしはナースコールをした。

しばらくすると先生が来た。

「栗城さーん。」

「先生…」

「よかったなぁ…」

「っはい!!ありがとうございました。」

翔太はベッドからお辞儀をした。