『茜ちゃん。またね。』

『またね。…か…』

その瞬間景色が変わった。
『ここ…』

そこは小学校だった。

シーンとして暗い学校だった。            
あたしは座っていた。

『この席…』

そこの席は…

あたしが苛められていた時の小学3年生の時の席だった。

『それじゃ…隣は…』

隣の席のシールを見た。
[栗城翔太]

『やっぱり…』

そのとき…