『あか…ゃん…茜ちゃん…』

『ん…』

そこは…

教会みたいな所だった。

そして目の前には―…              前から夢に出てきている婪菜ちゃんがいた。                『茜ちゃん!!』

『ここ…は』

『茜ちゃんが幸せになるところだよ。』

『し…あ…わせ??』

『そう!!』

『あたしが…』

『茜ちゃん!!』

『しゃんとしなきゃ!!』

『うん…』

『ほらほら。』

『っうん!!ってか…婪菜ちゃんって一体なんなの!?』
『あたし??いずれ会うよ。』

『い…ずれ??』

『このアザが目印だよ。』
婪菜ちゃんは右の二の腕を出してきた。

そこには―…

ハート型っぽい形のアザがあった。

『分かった??』

『あっ!!うん!!』

『じゃあね』

そう言って婪菜ちゃんは消えてしまった。