次の日―…

【ガラッ】

「翔太っ♪」

翔太は窓の外をじっと見ている。

「どおしたの??翔太??」

嫌な予感がした。

翔太はこっちを見ている。
翔太が口を開いた。                                                                                                                                                               「茜…か??」

すごくホッとした。

「うんそうだよ??でもどおしたの??」

「見えないんだ…目を開いてるって感覚はあるんだけど…辺りが真っ暗だ…」
「嘘でしょ…」

「本当だ…」

「お母さんたちには言ったの???」

「うん…」

「じゃあ…なんて…」

「茜がおったら安心やからかえらへんって…」

「そうなんだ…」

「じゃあさ…一緒の部屋にしない??」

「莱華さんに聞いてみようよ。」