―――――茜――――――――――――――――――
好きって言っちゃった。

しかも翔太も……。

あぁ考える度顔が赤くなる。

【ガラッ】

病室のドアが開いた。

そこにいたのは―…











榛と潮花だった。

「どうしたの???」

「っはぁはぁ…」

2人とも息切れのご様子。
「あのさ…翔太…君が倒れたって……」

「えっ!!」

「今、2…階の20…6号室にい…るよ…行ってきな。」

「うん行ってくる!!!」

あたしは慣れない車椅子に乗って2階の206号室へと向かった。