ドキドキ―…

「もうすぐで着くからね。」

今あたしは初めてのリムジンに乗っている。

「っはぃ!!」

「そんな緊張しなくても。」

「っだ…って…」

「まぁあたしが背中を押してあげるから。」

「お願…いしま…す。」

そう言っているとあっという間に翔太の家。

ヤバいしんぞー爆発しそー。

【ガチャ。】

「ただいま〜♪翔ちゃん♪」

「おぉーおかえり。」

「今日は荷物取りに来ただけだから。」

「おぅ。」

そう言って結花璃は2階へと行った。

「「………」」

気まずい……

「おかえり。茜。」

「あっうん。ただいま。」
「そこ座りなよ。」

「あっうん。」

「結花璃は話できたんか。」

「うん。話し合って20歳までに婚約者を探すことになったんだ。」

「そうなんだ…。よかったな。」

「うん。」

その時、結花璃が2階から降りてきた。

「じゃああたしは帰るから。」

「あっうん。」

「そう言えば、翔ちゃん。」

「何???」

「茜から話あるみたいよ。」

もう!?言っちゃうの!?

「分かった。」

「じゃあね。」

【ガチャ。】

「で、話って何??」