全く空を見ることが出来ないというわけじゃない。 でも、 誰もいない小さな公園で、 ただ空を見上げ、 何も考えずに時を過ごす。 そんなこと、もう一生出来ないんだろうな…。 「…班長サン?どうしたんですか?着きましたよ、研究室。」 准也君の声でハッと我に帰る。 「すみません。少し考え事をしていました。」