きっと、能天気な准也君も同じ目で僕を見るようになるはずだ。
別に他人にどんな目で見られようと気にしないが、准也君だけそうはいかない。
世界でただ一人、僕の味方だと言ってくれた彼だけには…。
「班長サン、そういえばセレナ先輩が呼んでたッスよ?研究室A-3ッスね。
超急いでました!」
「…准也君、“超急いでた”なら、何よりも先に言うべきことだったでしょう?」
「あ、そうッスね。すみませんでしたー!」
ニコニコ笑う彼に、全くもって反省の色はない。
こういうミスは准也君にはよくあることだが…。
というか、重要なことを先に言われた記憶が無いような気がしてきた。


