体育館がやけに静かだということに胸がざわついた。 途端に俺に不安が襲い掛かった。 ――…あの美月を、綺麗になった美月を誰にも見せたくない、一人占めしたい…―― 俺の醜い独占欲が姿を現した。 そう考えた時には走り出していた。 美月のいるステージに向かって……―――。 .