『千佳ってさ…噂が有名なんだよ。しかも一昨日あの頭脳コンテストみせられちゃ、ほぼ全国民が千佳の名前覚えるよ。スカウトされなかった?』




う、うわさぁぁぁ?





す、スカウト!?





あ、確かに…それっぽいことはされた気が…



『どんな噂?なのですか…?』




『敬語やめよー笑。えっと、超美少女でめちゃくちゃ頭いいけど、人を誰も寄せ付けないってか、よって欲しくないオーラをはなってる早瀬千佳という女の子がいる…と』







全部当てはまってないな…






なんでだ?




『全部当てはまってないよね笑
私の事なんて誰もしらないと思うし…』




『まさかの無自覚なんだ…いや、現に私が知ってたじゃん』




『それは同じクラスだからじゃなくて?』




『いや、去年から知ってるから…笑』






はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?





なんてことだ…



もしかして流星の言ってること本当だったの?





いや、でも、全部当てはまってない…


悲しいことに…





『ま、今日からよろしく』