『あー、それより何にそんな悩んでたんだよ…』
あ、まただ…よく私のことに気がつくなぁ…
『いや、先生にね…頭脳コンテストにでて欲しいと言われて…』
まぁ、流石に流星のことで悩んでましたとは言えないよ…
『頭脳コンテスト？？？』
やっぱそーなるよね…
『今まで私は地味に暮らして来たつもりなんだけど、さっき先生にお前のことをしらない先生はいないと言われて…』
すると流星は当たり前みたいな顔をした…
『俺は知らなかったんだけど、お前有名だぜ？俺も友達に言われてやっとわかったんだけど、この学年に超美少女で頭脳が半端ない早瀬千佳っていう女の子がいるって…でも、人に近寄って欲しくないオーラが出てるらしく、誰も近寄らないって…でも、裏ではファンクラブがあるらしいぞ…』
私は空いた口がふさがらなかった…
