どれくらい眠ってたんだろう…目が覚めると廊下でうるさい声が聞こえる…
時計を見ようとすると…
『うわっ!』
目の前に…あの男がいる…
『はぁ、探したよ…もう昼だし…ちょー探したんだからね!?わかってる?』
そのキャラやめて欲しい…
『どいてくれません?』
とにかくこの目の前にどあっぷの顔はキツイ…この男かっこいいから眩しくて目がいたい…
やっぱり私にはない輝きを持ってるんだよ…
私なんかといたらこの人絶対腐る…
『やぁだよぉぉだっ!一緒に昼ごはん食べるからね』
はっ?食べないし…
『食べないから…』
『食べるの!』
『食べません!』
……ダメだ…これめちゃめちゃ続く…
『食べるの!』
『食べない!』
はぁ…もう諦めよう…
『わかったから…でも、私は昼ごはんいらないから』
驚いた目で男は見る…
『食べない?ご飯忘れてきたの?あげるよ?』
はぁ…私は食べれない…いつからだろう…食べれなくなったのは…
『いや、忘れてないから…食べたくないし、食べれない…』
すると男はまた目を丸くして驚く…
『たべないだと?千佳いつから昼ごはん食べてないんだよ。今日だけならまだいいが千佳の場合今日だけじゃない気がする…』
私は驚いた
よくわたしのことわかるなぁ…
『そうだけど?いらないし…』
『だから、千佳はそんな細いんだよ!もっと食べないと倒れるぞ?』
倒れたことないし…
これくらい平気
『倒れないから…もうほっといて』
結局そのまま図書館を去った…
なんなんだろうあの男…