暗闇に光を



とりあえず教室に戻って…
俺の親友、紅葉 秋 に千佳を知ってるか聞いて見た。


あ、こいつはチャラいとにかくチャラい。そして、情報をめちゃくちゃ持っている。


そんなこいつにも彼女がいるんだけどな



『なぁ、秋、早瀬千佳って知ってるか?』

すると秋はむせながら、


『はっ!?おまっ、あの美少女しらねぇのかよっ!これだから女に興味のねぇ奴はよぉ〜…』



あいつはそんなに有名なのか?



ってか、俺は本気で女に興味ねぇ…
だが、あいつは何故か気になるんだ…


だけど、チャラチャラしてるてめーに女に興味ない奴はとか…後で絞め殺す…



『千佳ちゃんは、この学園のプリンセス。だけど、誰も寄って欲しくないオーラを放ってて、誰も近づけないわけ。近づけたやつまぢすげーよ!しかも毎回学年一位!俺らには到底無理だなぁ~…』




マジかよ。
ってか、一位って…
俺の上は千佳だったのか。


今まで一位が取れなくて俺はいらいらしてたが、千佳が一位なら別にいーや。