暗闇に光を



あの時のことを思い出すと不思議だ…



俺は…そんな…人を守るなんて…
そんなことしてる場合じゃなかったのに





とにかくあいつを助けなきゃって…
本能なんだろうな…


その時から俺はあいつが
”好き”だったのかもしれない…




自殺しようとしてるところを助けて、
まぁ、あいつには迷惑だったのかもしれないが…名前を聞いたら…




早瀬千佳…あいつはそう言った。