夏休みが始まってから1週間が経つ。 暑さは日に日に増していくばかり。 「暑すぎる…」 僕はそう呟いて、冷凍庫を開ける。 だけどそこに、僕が求めているものはなかった。 「しゃーねえ、買いに行くか」 僕は財布と携帯を持って家を出る。 家の中より暑い外。 ―ミーンミーン。 煩すぎる蝉の鳴き声で、余計暑さが増す。