そんな風に春ちゃんのことを考えてたらいつのまにか着いてた春ちゃんの教室。
いつものように教室の扉を開ける私。
そしたら今日もまた春ちゃんは私のいる扉まで来る。
「優」
「春ちゃん。あの今日は一緒にお昼」
「あぁ。今日は大丈夫」
そう言って教室の中に入れてくれる春ちゃん。
教室の中は暖房がきいてて暖かい。
でも、どうして昨日はだめだったんだろう…。
聞いてもいいかな?
「春ちゃん」
「なんだ?」
春ちゃんの席であろうそこに春ちゃんは座ると優しい声でそう言って私の目を見つめる。
春ちゃんに見つめられて、キュウーっと苦しくなる胸と熱くなる頬。
それを隠すように私は俯いた。

