「御影は暁の隣な~」

アタシの隣か~…………ってアタシィィィィィ!?

いやいや、そんなの聞いてねぇしクソジジイ。

隣に机と椅子があんのは気になってたけどよ…

御影は当たり前にそんなことを知らず、スタスタとこっちに歩いてきた。

「君が暁さん?よろしくね!」

「暁 弥琴【アカツキ ミコト】」

アタシが名前だけ告げると、御影はそっけないなぁと呟き、顔をしかめた。

これを見てアタシの御影の第一印象はかっこいいけどめんどくさいやつになった。

いや、アタシが冷たいだけかもね。