……っ。 ひどい頭痛がする。 それと妙に静かだ。 私はそっと目を開けた。 すると、誰かが顔をのぞいていた。 「お、起きた。よぉ、腹黒女。調子はどうだ?」 「誰が…腹黒だ……って、頭痛すぎ‼」 少し頭を動かすと、おでこにのっていた氷の冷やすやつがずれた。 「おい、動くなって。お前、竹口キャプテンのボールをくらったんだから。」