しかし、案の定アイツは来た。 よりによってあたしといっくんが話してる最中に!! 「あっ、橋本先輩こんにちわ。エミリとなにを話してるんすか?」 「えっ、"エミリ"?」 「あー、影山くん! 昨日のトレーニング表のミス伝えてなかったね! 間違い直すからちょっと部室に行こう!」 不信げな顔をしているいっくんをおいて、私はコイツを引っ張って行った。