次の日の放課後、また部活があった。 「エミリ!! 昨日はごめんな。」 「もう、いっくーん! ホントさみしかったんだよ?」 「ごめん、ごめん! 約束通り一緒にジェラート食べに行こう。」 「しょうがないなぁ、ピスタチオジェラートで許してあげる!」 「ありがとな。」 こんなバカなフリをするのも、いい加減嫌気がさしてきたこの頃、 あたしはアイツが来る事を恐れていた。