「今日も蒸し暑いね〜。」 「そうやね〜。」 「あーあ、この調子だとまた部活できないや。」 「エミリは確か、サッカー部のマネージャーやったどすやろ?」 「そうだよ。それにあたしの彼氏もサッカー部なの。」 「えっ、エミリは彼氏がおるん!?」 「あれ、言ってなかったっけ?」 そりゃ、そうか。 いくら仲良くなったといっても、それは最近の事。 あたしはてっきり、知ってるのかと思ってた。