俺は買いに行こうとするエミリを止め、後ろポケットからサイフを取り出した。 「はい、これでお使いに行けるかな、エミリちゃん。」 「あら、ありがとう。でも、お使いとか言ったからこの優しさは半減よ。」 エミリはそう言って俺に微笑み、自動販売機に向かった。 …かわいいな。 と、その時、チャイムが鳴った。 エミリがカフェオレと俺のサイフを持って、自動販売機から返ってくる。