「翔毅、カフェオレなんて飲むの? 見かけによらずかわいらしいのね。」 「うるせぇな、お前は何も飲まねぇの?」 「んー、まだ迷ってるの。野菜ジュースか、イチゴミルクか。」 「両方買えば。」 「飲めきれないもん。」 俺とエミリは屋上のフェンスに寄りかかって、取り留めのない話していた。 「やっぱカフェオレにしようかな…。だって翔毅のおいしそうだし。」 「じゃあ、先に味見する?」