「フッ。」 橋本に言った時のエミリを想像すると、面白くて仕方ない。 と、同時に愛しくて仕方ない。 ……。 エミリに、もう1週間も会ってないのか。 エミリに会いたい。早く早く早く…!! 「エミリ……。」 「え、なに…?」 「えっ!?」 小さい声が、背後から聞こえて来たので振り返ると…。 「エミリ…。」 「部活休んでなにしてんのよ。」 ちっちゃくて愛しい腹黒女が、仁王立ちして立っていた。