「もう、いい。」 「えっ?」 俺は反撃しているバカ女達を止めて、吉岡美穂にはっきりと言った。 「そうだよ。」 「な、なにがよ?」 「…俺はエミリが好きだ。」 「「………えぇーっ!!!!!!!????」」 俺の発言にクラスのみんなが驚きの声をあげた。 「俺はエミリが好きだから、志織には謝っといてくれ。」 そうだ。 俺、エミリが好きだ。改めてそう確信した瞬間だった。