が、しかし。 実際はそんな簡単にいかねぇんだって、この数分後思い知る羽目になった。 ガラガラーッ 「影山くん、いる?」 俺と智哉は、教室のドアの方を見た。 そこに立っていたのは、サッカー部のマネージャーで、 志織といつも一緒の、確か……吉岡美穂だった。 「影山くん…あ、いた。」 吉岡美穂は俺を見つけると、ツカツカと俺のところに向かってくる。