「ビックリしたよ。あんなかわいいエミリが電話ごしに啖呵切ってたからね。」 「……愛菜、わかってると思うけど、言いふらしたら殺すからね?」 「う、早速本性がでたわね…。相談に乗ってあげたのになぁ。」 「そこはありがとうございます。 結局、あたしはその人の事を好きなの、かなぁ?」 「間違いないと思うよ。その人に会ってドキドキして、胸が苦しいのは、 その人がエミリにとって特別だからじゃない?」