急に心臓がバクンっと音をあげた。 そしてきゅうーっと胸が締め付けられて。 「ちょ、ちょっと! 髪がボサボサになるからやめてよっ。」 「お、わりぃわりぃ。」 「んもう…。」 あたしは髪をといて、どんどん赤くなっていく顔を少し隠す。 「おいおい、たかがそんな事で怒るなって〜。」 「怒ってないし! ほら、もう置いて帰るわよ!」