俺が曖昧な返事をすると、エミリは少しムッとしながらも 「それでも、このあたしと一緒にいれて嬉しいでしょ?」 って、前のめりで俺にニンマリと笑った。 この時…なぜか俺は不覚にもドキッとし、エミリを愛しく感じた。 気がした、だけかもしれない。 俺はそうだな、と苦笑いして相づちを打った。