今、笑美とスタバに来ている。

「いらっしゃいませ。」

愛想良くレジを打っている人に近ずく…

「いらっしゃいま…美奈!」

「よ!お姉ちゃん。」

「なーに。邪魔しに来たの?」

「違うよう。キャラメルプラペチーノ」

「はーい。」

私のお姉ちゃん。里田美緒 さとだ みお
21歳で1人の男の子のお母さん。
19歳で結婚し、この店の店長。


「笑美ちゃんは?」

「あ!笑美はバニララテで。」

「はーい。」


それから、私たちはいろいろ喋った。
進路の事や恋愛。笑美のオタクの話や何故か赤石の話も…

「はぁー。喋ったねー」

「行こっか?」

「うん。」



「ねぇー!美奈。この服可愛くない?」

「うん。可愛い。」

「うっとねー。」

「ちょ、笑美!買う気?」

「当たり前じゃん!」

「だって美奈!赤石とデートする時様!」

「はい〜?」

「じゃ。これとコレとこれ。」

「ちょ!そんなお金もって…るか。」


「ありがとうございました!」

「はい!美奈!」

「あ!ありがとう。…じゃなーい!」

もう…

「笑美お嬢様。」

「なーに?」

「 あ!畑竹さん!」

「美奈様。こんにちは。」

「なんなの?畑竹。」

「笑美お嬢様。お迎えの時間です。」

「えー。もー!じゃね。美奈!」

「うん。バイバイ。」