by赤石


やっぱし正解だ。

俺は今、体育倉庫にいる。

しかも、美奈が睨んでる奴らの中に、


俺はあれから着替えて、使われていない体育倉庫に来た。

そしたら。仲間と間違えて、美奈を懲らしめる為のヤンキー達がここだ。っと隠れ場所にいた。




しゃーね。俺が行くか。


っと、待て。って声を出そうとしたら。


「ちょっと、待ってて、」

っと美奈は落ち着いた口調でヤンキー達をその場へ止めた。


美奈は使われていない畳を持ち出してきた。

ここの柔道部の古くなった畳だ。

美奈は1人で4.5枚畳をひき。

「よし!これでオッケー。さっ!どっからでもどうぞ。」


畳の上で仁王立ちの美奈にヤンキー達は

「んだよ。」

っと殴りかかってくる相手の手を取り
スッと手を動かしただけで相手は畳に寝転がった。

「いって…」



倒れた人を無視し、ヤンキー達は次々、美奈に襲いかかった。

真っ正面からの相手は手首を掴みグルンと畳の上に転がした。


逆に手首を掴まれた美奈は

後ろから、前へ力づよく降ると相手は簡単に手首を話しゴロンと畳の上に倒れた



美奈が次々倒して行くと、美奈は背後から掴まれた。

これは流石に無理か…っと思ったが、

美奈は一瞬、ニヤリと笑い

腰を沈めて背負い投げをした。


次の瞬間。

美奈はヤンキー達を次から次へと背負い投げで投げて行き


気付けば俺、1人。

美奈は俺の方に目をやったあと、俺を倒さずに、鍵がかかったドアに向かって


ガチャン!ガチャン!ガチャン!!!

っと3回ドアに蹴りを入れるとドアはあきだした。

美奈はニヤリと笑い

「あれ?そこの人は私を襲わないんですか?」

「ちっ!分かってたのかよ。」

「当たり前。てか、いたんだから、助けてよ。」

「助ける前にお前が動いただろ」

「へへっ!」

「美奈!あんたあの技」

「あ!笑美、瑠璃、里葉見てたの?」

「うん。」

「最近、自分の身は自分で、守るため、柔道の本を読んでたんだ。そしたら、なんだか。以外に投げれたんだ。」


「にしても、美奈、カッコよかったー」

「あっありがとう。」