by笑美
「おはよー。美奈ー。」
「はよ、笑美」
パカッ
「うわぁ、何これ?」
上靴には蛇が入ってた。
「どうした?」
「流星!これ?」
「…飛鳥、あいつ…美奈どけ、俺が取る」
ヒョイ。
流星がそう言った瞬間、美奈は蛇を片手でとり上靴を履き、蛇を持ったまま教室に入った。
「うわぁ。美奈マジモードだ…」
私も流星も美奈の後を追い教室に入った
美奈は飛鳥の席に行き、教科書を全部出し、蛇を机の中に入れた。
「おはよー」
飛鳥が来た。
キャー
甲高い声がクラスに響いた。
「どうしたの?」
「飛鳥ちゃん?大丈夫?」
「…美奈ちゃん!」
「何?」
「これ、美奈ちゃんがやったんでしょ?」
「なんで私?」
「だってこれ…!」
「言えないよね!だって、この蛇は、あんたが私の靴に入れた蛇だもんねー。」
「しっ知らないし…!」
「…」
「だとしても、こんな事していいって…」
「何が、私はあんたにその蛇、返しただけだよ?」
「…」
「私に勝てると思わないで!」
美奈は捨て台詞と、蛇わ飛鳥の服の中に入れた。
キャー
そんな声を気にせずにクラスを出て行った

