「ただいまー。」

「あ!美奈どうだった?」

「別に、あんたから流星取るー。って言ってきただけ。」

私は飲みかけのイチゴミルクを飲むと

「俺が何?」

「あれ?赤石。どこ行ってたの?」

「飛鳥に呼び出し。」

「?」

「付き合って。って言われたけど、美奈と付き合ってるからって断った。」

「アホーーーーー!!!」

「何で、話をややこしくするかなー。」

「なっ!何が?」


私は赤石に今までの事を全部話した。


「マジかよ…あ!美奈」

「何?」

「きおつけろよ。あいつイジメてくるぞ」

「美奈をイジメる…か。どっちが勝つかな?」

「笑美どういう意味?」

「そっか、瑠璃は知らないよね」


「美奈は昔から、こんなんだから誰にでもズバズバ言うから、しょっちゅうイジメられてたんだ。
でも、美奈は負けたことは無かった。
靴が無くなったら、隠した子の靴を履いたり、机に落書きされたら、落書きした子の机と交代したり、まぁ、何でもやり返すんだ…だから、最後に泣くのわ、相手側。」

「流石…美奈!」

「ちょと、笑美、それ昔の事でしょ?」

「まぁまぁ。」