by赤石
「おい!飛鳥!」
「どうしたの?」
「お前、また親になんか、お願いしただろ?」
「なんかって?何?」
「翼の事だよ!」
「なぁ〜に。飛鳥。あんた、翼の事本気だったの?」
「本気も何も、彼女だからな!」
「あいつが彼女でいいの?」
「あ?」
「知らないと思うけど、あの子、飛鳥以外に男がいて、金遣いも荒くて、最低な女なんだよ?」
「知らないと思うけど、」
「?」
「俺が、あいつの彼氏になったのは、あいつの家の事を手伝うためだ。
あいつの家はお父さんの帰りが遅いから翼だけじゃ、力仕事出来ねーんだよ!!
だから、俺が手伝うために彼氏になった
だから、俺も翼もお互いの事は好きじゃない!」
「じゃ、好きじゃないんだ。だったら、」
「俺はあいつが好きだ。友達だからな。」
「…」
「だから、何が何でもあいつを翼を守る!」
「ちっ!飛鳥がそんな人だったっけ?
いいよ。全部教えてあげる。
私があいつの親父を福岡に飛ばしたの。
あいつの親父、しつこかったんだよ?
翼にこれ以上迷惑かけたくないって。
だから、結果時間かかったんだよね〜。
まぁ、引越しまで、私が寂しそうなあいつと遊んでやってたんだよ?
イジメて♡
楽しかったよ?でもあいつも親父とそっくり!私は、飛鳥と別れないしか言わないから面白くなかったなー」
「はい!もう終わり!今居る人は、全員、休学もしくは停学だからね!!」
「やばい…逃げよ…」
「逃げも無駄よ!全員の写真撮ったから、」
「ちょと待ってよ!私、最後にはあいつに殴られたんだよ?今でも殴られた傷痛いもん…」
「だから、無駄ですよ!先輩。」
「なんだよ?1年は黙ってろ」
「先輩が翼さんをイジメていた所、ビデオでこのケータイに残ってますよ。」
「…」
「諦めろ!お前はもう終わりだ…」
「…」

