「…うん」

それから和歌ちゃんと分かれて

家に向かう。

今は一人暮らし中なんだ。

「…ただいまぁ…」

誰もいない部屋で一人呟く。

誰もいない家はちょっぴり寂しい。

こんなときはすごく遊真に会いたくなる。

「…遊真ぁ……」

ベッドに顔を伏せて呟いた。